Facebookでのお友達が家を建築中で、シロアリのことについて日記を書いてまして、不動産取引業の私でさえも知らなかったことなので転記します。(転記の許可は受けました)
「家を建てるにあたって、いろいろ下調べした。
そこで必ず対策が必要だと確信したのが、シロアリ。それは在来のシロアリではない。乾いた材でもボリボリ食べてしまうアメリカカンザイシロアリだ。近年、都内でもあちこちで発生している。
新築戸建てに関するブログをいろいろチェックしたが、アメリカカンザイシロアリの対策について記載しているブログは皆無だった。大丈夫だろうか、心配だ。
日本のアメリカカンザイシロアリとの戦いの歴史は短い。だからなのか、建築基準法にも対策が義務付けられていない。
日本でアメリカカンザイシロアリの被害が最初に報告されたのが1976年、東京の江戸川区だった。そこからじわじわ全国へ被害が広がっていく。
このシロアリが厄介なのはひとつひとつのコロニーが小さく、なかなか発見されないことだ。また、発生場所が湿気のある床下などではない。
乾燥している屋根裏から侵入してくる。
これが在来のヤマトシロアリやイエシロアリと徹底的に異なるところだ。在来のシロアリなら地面からやってくるが、アメリカカンザイシロアリは羽蟻が屋根裏に潜り込んでくる。
羽蟻は毎年6〜7月に発生する。
アメリカカンザイシロアリにやられている家が近くにあるとかなりヤバイ。都内だと中野区で急速に広がっている。おそらく、住んでいる人は気付いていない。地震や大型台風で屋根の土台が崩れてしまうのではないかと心配だ。
アメリカカンザイシロアリの本場、アメリカでのシロアリ退治を紹介したい。家全体をシートで囲み、薬剤を燻蒸処理する。日本ではなかなか実施出来ない。
我が家では家に使う木材全体をホウ酸処理。
断熱材にホウ酸を練り込んであるセルロースファイバーを採用した。」
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